【夏に犬を留守番させる時に気を付けることは?】


犬には夏の暑さはとても危険です。

気づかないうちに熱中症になり、命を落としてしまうこともあります。

夏の室内は、昼間には40℃を越すことも少なくありません!

夏は、目の届かない留守番中は特に気を付けてあげなければいけませんよ!

 

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犬は暑さに弱く、熱中症になる危険性が高いです。

比較的暑さに強い猫はともかく、犬は「気温22℃・湿度60%」以上で、熱中症の危険性が出てくるとも言われています。

急激な体温の上昇で、ハァハァ…というあえぎ呼吸(パンティング)、よだれ(流涎)といった症状が現れ、ひどい場合には呼吸困難や吐血、血便などを起こし、命に関わることもあります。

熱中症になりやすい理由は、わんちゃんの汗腺は足の裏と耳の付け根の2ヶ所しかないので、体の熱を蒸散しにくいからです。

 

またわんちゃんは四つ脚なので、胸からお腹にかけて空気がこもりやすいです。

特に大型犬の長毛種ではなかなか空気が抜けにくく、構造上とても換気が悪いのです!

気温や湿度が高いと肺に熱がこもってしまい調節が難しくなります。

高温多湿の環境はもちろん、高温と多湿、どちらか一方でも極端に高ければ熱中症にかかってしまうんです!

ちなみに、犬が快適に過ごせるのは室温25℃前後、湿度50%前後だそうです。

 

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夏の時期にわんちゃんをお留守番させる時は、注意してくださいね!!

 

一般社団法人 盲導犬総合支援センター